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医療法人徳洲会 宇治徳洲会病院

〒611-0041 京都府宇治市槙島町石橋145番

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健診センター:0774-21-0010

京都府災害拠点病院(地域災害拠点病院)

 


 

災害拠点病院とは

当院は、2015年(平成27年)4月1日、京都府知事より「京都府災害拠点病院」(地域災害拠点病院)の指定を受けました。
「災害拠点病院とは」、各都道府県において災害発生時に対して、救急医療活動の拠点となる施設に対して指定されるもので、都道府県知事の要請により傷病者の受け入れや医療救護班の派遣を行える機能を有している病院です。

 

 

新病院の災害発生に対する設備整備

  • 全館耐火構造・本館=免震構造/エネルギー棟=耐震構造を有し、地震発生時にも建物が倒壊することがない。
  • 非常用食料・飲料水等最大3日分の備蓄・医薬品最大10日間分の備蓄の他、災害発生時の緊急資機材として発電機・非常灯・テント・簡易ベッドなど常時備蓄
  • 病院第一駐車場(北側駐車場)は宇治市の災害時避難場所に指定されており、災害発生時には、非常電源など用いて災害時避難テントを設置し対応可能
  • 15,000Lの燃料タンクを備える1,000KVAの容量をもつ非常用発電機を設置
  • 耐震型中圧配管を用いた都市ガスを引き込み、災害時でも発電機の稼働が可能
  • 特別高圧受電設備を設置、災害時には優先的に電気供給
  • 上水供給停止時には井水を用いて給水
  • 屋上に最大荷重6.0tまでのヘリコプターの離発着が可能(近畿県内の消防・防災ヘリは全て離発着が可能)

 

 

災害医療=救急医療への取り組み

当院は、平成24年4月、京都府より「救命救急センター」の指定を受けました。
年間8,000件を超える救急搬入を受け入れている実績は、災害時発生時と同様、いかに多くの救急患者(多発外傷・圧挫症候群・広範囲熱傷など)を平時より受け入れ対応しているかの点にあり、通常行っている「救命救急センター」としての救急医療への対応は『いつ何時発生するか予測できない、災害時の医療に相通じるものである』との認識で全職員が、日々より救急医療体制の充実に取り組んでいます。

 

 

訓練参加一覧

近畿ブロックDMAT技能維持研修(2016年10月22日、23日)

開催場所:京都府 京都第一赤十字病院

参加メンバー:日並医師、松崎看護師、林業務調整員、今安業務調整員

 

 

 

この研修は隊員の技能向上・維持を目的に行われており、5年の中で2回の受講をしないと隊員資格の更新ができないシステムとなっている。近畿ブロックより約140名程が参加し、当院日本DMATチームも初の参加となった。久々に触れるシステムもあり大変有意義な研修となった。

 

 

H28年度京都府総合防災訓練(2016年9月4日)

開催場所:京都府南丹市

参加メンバー:仲原医師、松崎看護師、斉藤看護師、林業務調整員、今安業務調整員

 

  

 

当院としては2回目となる京都府の総合防災訓練。2年目ともなると顔の見える関係が少しずつできてきていると感じた。今回は南丹市園部町で行われ、主に赤エリアの診療を行った。

 

 

大型旅客船事故対応訓練(2016年6月13日)

開催場所:京都府舞鶴市

参加メンバー:日並医師、西井医師、斉藤看護師、林業務調整員、今安業務調整員

 

  

 

大型フェリーが事故を起こし座礁したという想定で行われ、船内でトリアージを行ったりDMAT本部で経時活動記録表の記載等を行った。今回は船舶を使用しての特殊な訓練であり貴重な経験となった。

 

 

日本DMAT近畿ブロック訓練(2016年1月30日、31日)

開催場所:和歌山県全域

参加メンバー:清水医師、日並医師、松崎看護師、林業務調整員、今安業務調整員

 

  

 

初のブロック訓練。実際に参集拠点から活動拠点本部病院へ派遣され、そこから再度被災状況のわかっていない病院の被災状況の代行入力を行うため南紀白浜方面の病院を訪問した。2日目には訓練の反省会が和歌山医科大学病院で行われた。

 

 

京都DMAT訓練(2015年11月29日)

開催場所:京都市立病院

参加メンバー:仲原医師、丹羽看護師、松崎看護師、斉藤看護師、森藤看護師、能登路業務調整員、今安業務調整員

 

 

 

京都市立病院の災害訓練と同時に行われ、当院3チーム目となる京都DMATチームを中心にメンバーを構成し訓練に参加した。
主に病院の支援チームとして入り救護指揮所や赤エリアを担当した。

 

 

近畿府県合同防災訓練(2015年10月18日)

開催場所:京都府宇治市・城陽市・久御山町

 

   

 

当院日本DMATとして初の訓練参加。近畿府県の消防・警察・自衛隊・DMATなど約3000人が京都府に集まり訓練を行った。当院は多重衝突事故訓練現場への派遣や救護所の本部業務等の訓練を行った。