専門研修の特徴
当院は地域の救急診療の中核を担っており、喘息、COPD、間質性肺炎、胸部悪性腫瘍、肺炎、気胸など幅広い呼吸器疾患を経験することができます。
肺癌診療においては、地域がん診療連携拠点病院に指定されており、呼吸器外科、放射線科、緩和ケア科があるため、手術から緩和治療までのすべての肺癌診療を当院で完結できる環境があり、診断から治療までの標準的な肺癌治療を経験し学ぶことができます。
気管支鏡検査においてはEBUS-GS、EBUS-TBNA、胸腔鏡、ナビゲーションシステムなど診断に必要な機器があり基本的な手技を習得することができます。
教育担当責任者からのメッセージ
研修内容と目標
入院担当や週1回の外来、日中の呼吸器当番対応により幅広い呼吸器疾患の診断、治療の習得を目指します。3年目の初期は上級医のもと担当医として治療にあたりますが、後期からは上級医と相談しながら主治医として治療にあたります。
近年、肺がん治療における気管支鏡検査の重要性は高まっており、週2回の検査で施行医の機会が多くなるようにして標準的な気管支鏡検査の手技の取得(EBUS-GS、EBUS-TBNA、BAL、胸腔鏡)を目標にしています。
また、専門医取得にも必要な学会発表を最低1回、可能なら和文あるいは英文の論文報告1報を目標としています。

呼吸器内科カンファレンスの様子
症例数
指導医
専門医・認定医・その他講習修了 | 人数 |
---|---|
呼吸器指導医 | 2名 |
専門医 | 1名 |
総合内科専門医 | 1名 |
気管支鏡指導医 | 1名 |
週間スケジュール

キャリアパス
