口腔がんについて
「いつまで経っても口内炎が治らない」「口の中にできものがある」「舌や頬の内側が白い」「舌がピリピリしたり味覚異常がある」『ひょっとして「がん」かどうか心配だ』といった口腔粘膜疾患の紹介や、『この口の中のトラブルはがんではないだろうか心配だがどこの科に受診したら良いかわからない』といった患者さんも多数受診されます。その中には口腔がん、白板症、扁平苔癬などの前がん病変も多く認められます。
担当する医師
検査について
当院では口腔外科学会指導医、専門医、認定医、有病者歯科学会専門医、認定医が中心となり経験豊富なスタッフの診察に加え、組織細胞診や生検による病理組織検査を積極的に行い、前癌病変の場合には切除も行っています。
がんの診断がついた場合には、耳鼻咽喉科・頭頸部外科と連携した治療体系を構築しており手術や放射線治療、化学療法を行い、更に当科で口腔機能管理を行いながら局所の経過観察を行うなど積極的に介入しております。
検査実績
2023年 | 2024年 | |
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細胞診 | 95人 | 238人 |
組織診(生検) | 199人 | 31人 |
手術について
耳鼻咽喉科・頭頸部外科と連携
薬物療法について
耳鼻咽喉科・頭頸部外科及び腫瘍内科と連携
放射線治療
耳鼻咽喉科・頭頸部外科及び放射線治療科と連携
診療実績
2023年度の口腔がんで、がん登録した患者は17名、そのうち10名が歯科口腔外科で初診の患者です。
紹介患者様は当日受診でも対応可能ですので気軽にご紹介いただければ幸いです。
がん登録件数
