代表電話0774-20-1111

予約センター0774-20-1120

健診センター0774-21-0010

お問い合わせはこちら

肝胆膵外科

診療科の特色

今月の外来担当表はこちら

 

肝胆膵領域の悪性腫瘍を専門に治療を行なっています。具体的には肝がん、胆道がん、膵がんに対する外科治療を中心とした集学的治療を行なっています。

患者様の治療方針を検討する際には、各科専門医(肝胆膵内科、放射線科、腫瘍内科など)と十分に協議を行い、患者様に応じた最適な治療法を選択します。肝胆膵領域の外科手術は、高度な技術が必要とされます。そのため、経験豊富な外科医による手術成績が良好であることが示されています。

当科は、日本肝胆膵外科学会高度技能専門医、日本内視鏡外科学会技術認定医が在籍しており、患者様に最高水準の医療を提供すべく日々の診療にあたっています。治療方針に迷われる方がおられましたら、いつでもご相談ください。

 

 

当科の特色

低侵襲治療

肝胆膵領域の外科手術は難度が高く、現時点においては、開腹手術が標準治療とされています。一方、腹腔鏡手術はその低侵襲性から注目されています。当院においては、厳密な適応基準のもと、腹腔鏡手術を積極的に行なっています。

 

 

肝胆膵専門医による集学的治療

外科、消化器内科、放射線科が一体となり、治療にあたっています。治療方針の決定には、各領域の専門医が合同でカンファレンスを行い、患者様にベストな治療方針を協議しています。

 

 

診療内容・方針

肝がん

肝臓にできるがんで、「原発性肝がん」と「転移性肝がん」に分けられます。
「原発性肝がん」には、「肝細胞がん」と「肝内胆管がん」がほとんどを占めています。肝細胞がんは、悪性腫瘍による死亡数では第3位となっています。その患者背景としては、多くがB型あるいはC型の肝炎ウイルスが関与していますが、近年は減少傾向にあります。最近では、生活習慣病を背景とした非アルコール性脂肪肝炎の関与が増加しています。肝内胆管がん(胆管細胞がん)は、原発性肝がんの全体の約5%を占めています。転移性肝がんは他の臓器のがんが肝臓に転移したもので、治療法はその原発臓器によって異なります。

 

① 肝細胞がん

肝細胞がんに対しては、肝切除を中心に、ラジオ波焼灼療法や肝動脈塞栓術、化学療法など、腫瘍の進行度や肝機能に応じて治療方針を決定しています。さらに、一般病院では治療が困難な進行肝がんや再発肝がんに対しても積極的に切除を行っています。肝細胞がんは残った肝臓内に再発しやすいため、切除後の経過観察が重要です。再発した肝細胞がんに対しても切除が適当と考えられる場合は切除を選択する場合もあります。

 

②肝内胆管がん

切除を中心とした集学的治療を行います。進行した状態で発見されることも比較的多く、拡大手術が必要になることがあります。化学療法との併用で根治を目指します。

 

③大腸がん肝転移

他の臓器のがんが肝臓に転移した場合、多くは外科的切除の適応とはならず、化学療法が選択されます。ただし、大腸がんの肝転移の場合、切除可能であれば切除を行なった方が、生存期間が長くなることがわかっています。大腸がん肝転移に対しては、唯一の根治的治療である外科的切除を原則としています。近年、化学療法の進歩が目覚ましく治療成績が劇的に改善しています。手術と化学療法をうまく組み合わせて、個々の患者様に応じた最適な治療法を選択いたします。大腸がん肝転移の手術適応、手術のタイミング等の判断は難しく、それ故、専門施設での治療をおすすめいたします。

 

 

胆道がん

胆道とは、肝臓から分泌された胆汁の通り道で、肝外胆管、胆嚢、十二指腸乳頭部のことです。胆道がんは部位によって、肝門部領域胆管がん、遠位胆管がん、胆嚢がん、乳頭部がんがあります。

 

①肝門部領域胆管がん

肝門部領域というのは、肝臓の入り口近傍に発生するがんであり、胆管、門脈、肝動脈が複雑に走行しています。そのため、肝門部領域胆管がんの手術には高い技術と豊富な経験が必要となります。胆管や胆嚢のほかに肝臓の半分を切除し、胆管を小腸に吻合します。多くは、手術前に門脈塞栓術という肝臓を肥大させる方法を行うことで手術の安全性を高めてから、切除を行います。

 

②遠位胆管がん/乳頭部癌

遠位胆管にできたがんは、胆管が膵臓内を通るため、膵臓(膵頭部)、十二指腸、リンパ節を切除する膵頭十二指腸切除という手術を行う場合がほとんどです。
また乳頭部癌も同様に膵頭十二指腸切除が基本術式になります。

 

③胆嚢がん

胆嚢がんは進行度や進展形式によって手術術式が異なります。早期がんは、胆嚢を摘出するだけで治療可能となります。一方で、進行がんとなると、肝臓の半分を切除し、肝外胆管、リンパ節切除、場合によっては膵頭十二指腸切除が必要になることもあります。そのため手術前に十分な診断を含めた評価が必要になります。

 

 

膵がん

膵がんは消化器がんの中でも治療が難しい疾患の一つです。その理由は、早期発見が難しく、がんそのものの悪性度が高いことが原因です。また、手術に伴って重大な合併症が起こりやすく、慎重かつ確実な手術を行うことが求められます。膵がんの基本的な治療は、手術療法と化学療法が中心となります。手術が可能な場合には、術前化学療法を行います。また、他の臓器に転移などがある場合は、化学療法を行うことになります。近年の膵がんに対する化学療法は大きく進歩しており、切除不能の場合でも、化学療法により切除可能となる場合があります。外科のみならず、消化器内科、放射線科が緊密に連携をとり、最善の治療を提供いたします。

 

 

医師紹介

氏名役職専門医・認定医・その他講習修了
野見 武男部長日本外科学会専門医・指導医
日本消化器外科学会専門医・指導医
日本肝胆膵外科学会高度技能専門医
日本内視鏡外科学会技術認定医
日本消化器病学会専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
消化器がん外科治療認定医
臨床研修指導医
OSCE評価者認定
緩和ケア研修会修了
我如古 理規医長日本外科学会 学会員
日本消化器外科学会 学会員
日本消化器病学会 学会員
日本内視鏡外科学会 学会員
日本乳癌学会 学会員
日本肥満症治療学会 学会員
日本疫学会学会 学会員
仲原 英人医長日本旅行医学会 認定医
下肢静脈瘤血管内焼灼術実施医
日本外科学会 学会員
日本救急医学会 学会員
日本医師会認定健康スポーツ医
中村 真司医長日本救急医学会救急科専門医
大森 敦仁医員外科専門研修プログラム 専攻医
上田 容子医員日本外科学会会員
日本消化器外科学会会員
日本内視鏡外科学会会員
日本臨床外科学会会員
日本外科系連合学会会員
日本腹部救急医学会会員
竹内 豪医員日本外科学会 学会員
日本消化器外科学会 学会員
野村 勇貴医員
増井 俊彦非常勤京都大学医学部附属病院より派遣