心臓センターの理念
「心臓なら徳洲会」と、地域の皆様に信頼して頂けるよう、
「はやい、うまい、やすい」、「自分の肉親を治療する時どうするか」を理念として、迅速・確実・安全で自分自身が受けたい、自分の家族に受けさせたい治療を実践しております。
心臓センターの沿革
当心臓センターは、2002年に、現院長の末吉医師が開設しました。以来、心臓血管内科部門と外科部門が合同で循環器疾患の診療を行っており、近畿有数の症例数を治療する基幹施設になりました。
2012年、宇治徳洲会病院が京都府より救命救急センターの指定を受け、京都府南部はもとより、近隣の医療圏(大阪、奈良、滋賀)からも多くの救急患者が搬送されるようになりました。
当心臓センターには、内科部門11名、外科部門4名のスタッフが在籍しています。専門医師が24時間365日病院内に常駐して、困難で多岐にわたる循環器疾患に即応し、夜間・休日を問わず、いつなんどきでも質の高い治療を提供できる体制を整えています。
心臓センターの役割
近年、循環器疾患の診療におきましては、従来外科部門で行っていた手術を内科部門のカテーテル手術で行うことができたり、反対に従来内科部門で経過観察するしかなかった疾患や病態を、侵襲(ダメージ)が低い外科手術で治療できたりするようになり、内科・外科双方の技術を適切に組み合わせて治療に当たることが強く求められています。
当心臓センターでは、内科部門と外科部門が一緒に治療方針を検討しています。
さらには、麻酔科や放射線科、コ・メディカル(看護部、臨床工学技士、生理検査科などの医療支援部門)とも「ハートチーム」を形成し、患者さんに最善の選択肢をお示しできる体制を整え、すでに京都府で有数の実績を積んでいます。