心臓センターの理念
「心臓なら徳洲会」と、地域の皆様に信頼して頂けるよう、
「はやい(迅速)、うまい(確実)、やすい(安全)」、「自分の肉親を治療する時どうするか」を理念として、自分自身が受けたい、自分の家族に受けさせたい治療を実践しています。
心臓センターの沿革と役割
近年、循環器疾患の診療においては、従来外科部門で行っていた手術を内科部門のカテーテル手術で行うことができたり、反対に従来内科部門で経過観察するしかなかった疾患や病態を、侵襲(ダメージ)が低い外科手術で治療できたりするようになり、内科・外科双方の技術を適切に組み合わせて治療に当たることが強く求められています。
当心臓センターでは、開設以来、心臓血管内科部門と外科部門が合同で診療を行ってきたことにより、様々な治療や手術に関する公的な施設認定の取得が可能になり、近畿有数の症例数を治療する基幹施設として整備が進められました。
現在、内科部門10名、外科部門7名のスタッフが在籍しており、専門医師が24時間365日病院内に常駐して、困難で多岐にわたる循環器疾患に即応し、夜間・休日を問わず、いつなんどきでも質の高い治療を提供できる体制を整えています。
引き続き皆様に「心臓なら徳洲会」と、安心して、当たり前のようにお任せ頂けるように、幅広く、深く、持続可能な診療体制を築いてまいります。
2002年 | 現院長の末吉医師により心臓センター開設。 |
2004年~2006年 | 京都府南部では最も早く、冠動脈治療におけるロータブレーター治療、植込み型除細動器(ICD)、両室ペースメーカ治療(CRT)の施設認可を取得。 |
2012年 | 京都府より救命救急センター指定。京都府南部はもとより、近隣の医療圏(大阪、奈良、滋賀)からも多くの救急患者が搬送されるようになり、虚血性心疾患や心臓弁膜症、大動脈疾患の症例数が増加。 |
2015年 | 病院新築移転。外来・病棟・カテーテルユニットが一体化。ハイブリッド手術室運用開始。 |
2016年 | 不整脈カテーテルアブレーション開始。 |
2021年 | 経皮的左心耳閉鎖術、TAVI(経カテーテル的大動脈弁植込み術)実施施設として認定。 |
2024年4月 | 京都府より高度救命救急センター指定。経皮的僧帽弁クリップ術の実施施設として認定(京都府では両大学病院に次いで民間病院で初)。 |