診療科紹介

集中治療科

診療科の特色

重症化は全ての科の診療の中で発生し、その治療には、科を超えて共通する管理をICUで行うことになります。十分な酸素を取り込めなくなる呼吸の障害であれば、肺炎からでも外傷からでも薬剤の副作用からでも発生します。このような場合、速やかに人工呼吸器やECMO(エクモ)と呼ばれる血液に直接酸素を送り込む装置などを用いた治療を開始する必要があります。重症治療では、複雑な機器の運用や強力な薬剤の適切な使用など特別な管理が求められます。集中治療科は、ICUを利用する全ての科に協力して重症治療を効果的に実施できるよう業務しています。ICU病棟については紹介サイトをご覧ください。

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診療内容・方針

最も重視している治療目標は、ICU治療を受けられた方々を、それぞれの生活にお返しすることです。ICU治療が終了すると、一般病棟での退院に向けた治療へと引き継ぐことになりますが、より良い状態で退院いただくにはICUでの管理が重要になります。ICUでは、単に病気や怪我を治療するだけでなく、体力の衰えを最小限に食い止め、家庭での生活基盤を整える支援をするために、栄養・リハビリ・薬剤・退院支援など各担当者がチームとして治療に参加しています。鎮静治療でご本人が覚えておられない時点から、栄養を管理し、必要なリハビリを開始しています。このようなICUでの治療目標をFamily Centered Care(家族を中心にしたケア)という標語で全スタッフが共有し業務にあたっています。

 

地域の医療機関の先生方へ

Family Centered Careに基づくICU治療が少しでも良い結果に結びつくように、ICU治療を受けられるお一人お一人の日々の暮らしまで把握されている「かかりつけ医」の先生方や医療・福祉関係の方々との連携を深め業務の充実をはかっていきます。

 

2019年 患者実績

科別患者数(平均在室日数:小数点第二位切り上げ)

心臓血管内科60(5.7日)
外科140(3.9日)
救急総合診療科66(7.6日)
内科10(4.1日)
脳神経外科53(4.8日)
心臓血管外科314(6.4日)
泌尿器科1(2.0日)
整形外科13(4.8日)
小児科16(3.9日)
形成外科2(8.5日)
産婦人科3(2.0日)
歯科口腔外科6(3.7日)
合計684(5.7日)

 

入室内訳

ICU入室(ER・外来より)237
病棟からの悪化・急変64
病棟からの予定・術後383

 

ME管理機器

IABP装着患者40
ECMO装着患者59
呼吸器使用患者416
透析施行患者75
低体温療法施行患者15

※ECMO装着患者数にはPCPS装着患者を含む
※呼吸器装着患者数にはBIPAP装着患者を含む
※透析施行患者数にはECUM・CHDF・DHP・PE・PMX施行患者を含む

 

月別新入室患者

患者数平均患者数平均年齢
2019年1月548.567.8
2月449.073.3
3月558.471.1
4月548.970.1
5月548.170.6
6月508.570.0
7月618.369.0
8月669.167.9
9月618.965.8
10月539.172.7
11月648.874.8
12月689.171.6
年間平均57.008.7370.39

 

ICU入室時主病名別患者数

入室主病名人数
急性心筋梗塞27
CPA後37
呼吸不全・肺炎26
解離性大動脈瘤92
心タンポナーデ1
心不全4
狭心症13
弁膜症37
感染性心内膜炎3
急性腎不全・溢水2
肺塞栓2
急性肺水腫0
敗血症(ショック含む)24
ショック(上記外のもの)3
冠状動脈狭窄症15
腹部/腹部大動脈瘤(ラプチャー含む)116
胸部/腹部大動脈閉塞0
閉塞性動脈硬化症・下肢虚血1
DKA1
消化管出血10
消化管穿孔19
中毒系0
多発外傷2
脊椎/頚髄損傷・骨盤骨折5
腹腔内出血0
イレウス12
胃癌17
大腸/直腸癌19
胆管癌1
肺癌23
その他上記外の癌26
くも膜下出血3
急性硬膜下(外)血腫6
脳(幹)梗塞・脳塞栓7
脳動脈瘤13
脳内出血3
その他114
684

※病名はICU入室時の主病名とする

 

医師紹介

氏名役職専門医・認定医・その他講習修了
福井 道彦部長日本集中治療医学会集中治療専門医
日本救急医学会救急科専門医
麻酔科標榜医

採用情報

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