センター紹介
―整形外科と脳神経外科の垣根を超えた、専門性を活かした診療体制―
ごあいさつ 脊椎脊髄センター長より
当センターは、整形外科と脳神経外科が連携し、脊椎・脊髄疾患に対して適切な治療を提供するために設立されました。
各分野で専門性を磨いた医師が連携し、一人一人の患者さまに合わせたオーダーメイド治療を実践しています。
当センターの特色
- 整形外科・脳神経外科の合同診療体制
- 低侵襲手術（内視鏡・外視鏡・顕微鏡）
- 緊急手術にも対応可能な24時間体制
- 神経モニタリング・術中ナビゲーションの積極的活用
- 術後の早期リハビリテーション・社会復帰支援
- 関西圏でも稀な「頸椎から骨盤まで対応可能」な一貫した脊椎医療
対応疾患
- 変性疾患：椎間板ヘルニア／脊柱管狭窄症／後縦靭帯骨化症／脊椎すべり症
- 腫瘍性疾患：脊髄髄内腫瘍／硬膜内腫瘍／転移性腫瘍／
- 外傷性疾患：脊椎骨折／脊髄損傷／高齢者の脆弱性骨折
- 炎症性疾患：感染性脊椎炎／関節リウマチによる脊椎病変
- その他：脊髄空洞症／Chiari奇形／硬膜動静脈瘻など
診療体制
- 整形外科／脳神経外科指導医による合同カンファレンス
- 週3日以上の専門外来
- 緊急対応可能な当直医・麻酔科・救急部との連携
- 術前カンファレンス、術後振り返りで常に質を担保
- 最先端の医療機器：術中CT（O-arm ; Medtronic）、ナビゲーションシステム（StealthStation S8 ; Medtronic）、手術顕微鏡（Carl Zeiss Opti Pentero）、ORBEYE（Olympus）、術中神経モニタリング（ニューロマスターG1 : 日本光電）
医師紹介
| 氏名 | 役職 | 専門医・認定医・その他講習修了 |
|---|---|---|
| 林 英樹 | センター長 （低侵襲脊椎手術・脊髄腫瘍・脊髄血管障害） 脳神経外科部長 | 日本専門医機構脊椎脊髄外科専門医 日本脊髄外科学会 技術指導医 日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医 |
| 徳山 良之 | 副院長 （脊椎外科一般、外傷） | 日本専門医機構脊椎脊髄外科専門医 日本脊椎脊髄病学会指導医 日本整形外科学会脊椎脊髄病医 |
| 吉岡 奈央 | 脳神経外科副部長 | 日本専門医機構脊椎脊髄外科専門医 日本脊髄外科学会 技術認定医 |
教育・研修
- 若手医師向け手術技術トレーニング
- 症例検討・術後評価カンファレンスの定期開催
- 国内外への学会発表・論文投稿実績
- 学生・研修医・専門医志望者の見学受け入れ
研究活動
- 脊椎手術患者のアンケート記入式機能評価
- 全国共同臨床研究・登録事業への参加