徳洲会肺がんキャンサーボードの実施と個人情報の取り扱いについて
宇治徳洲会病院を受診された患者さまへ
当院では下記の「徳洲会肺がんキャンサーボード」を実施しております。
肺がんキャンサーボードとは、呼吸器内科、呼吸器外科、放射線診断科、放射線治療科、病理診断科などの呼吸器領域の各診療科が枠を超えて連携し、更には医師のみならず、看護師、薬剤師、理学療法士、診療放射線技師、病理検査技師など多職種が参加して、手術療法、放射線療法、化学療法(免疫チェックポイント阻害薬を含む)などの治療手段を検討する組織的な会議です。複数の診療科による多角的な視点が入る事で、医学的にもより妥当性が高い治療方針が検討され、また多職種が参加するために、医師のみでは気づかない視点、特にご自宅での過ごし方なども勘案する事も含めて、生活状況なども踏まえた個々の患者さんにとって最適な治療を見つけ出すことができます。
通常は一病院内で行われるものですが、徳洲会呼吸器部会では徳洲会グループ病院が複数で連携した肺がんキャンサーボードを行うことにより、一病院では診断や治療方法が困難なケースなどの助言が得られ患者さんにとって、より良い治療を提供できると考えています。
この徳洲会肺がんキャンサーボードは、徳洲会グループの中で特定した医療機関同士を秘匿性の保たれた電子カルテ回線を利用して、患者様の個人情報保護に留意して行われます。
ご自身またはご家族等が、診療データや保管している試料をキャンサーボードに使用して欲しくないと思われる場合やキャンサーボードに関するお問い合わせなどがある場合は、以下の「問い合わせ先」へご照会ください。キャンサーボード不参加を申し出られた場合でも、なんら不利益を受けることはありません。
キャンサーボードについて
名称 | 徳洲会肺がんキャンサーボード |
責任者 | 呼吸器内科医長 千原 佑介 |
開催日 | 毎週火曜日 18:00~20:00 |
実施目的 | 肺がん患者さんへ最適な治療法の提供の為 |
対象 | 当院で受診されている肺がん患者さん |
資料・情報 | ■利用する項目 年齢、性別、放射線画像など、診断、治療の為に必要な情報 (守秘義務は守られますので、外部に漏れる可能性は排除されています)■利用方法 電子カルテ専用回線を利用したテレビ会議システムを利用し、 開催ごとにパスワードを発行して回線へ接続、終了後は回線が遮断されるため、秘匿性が極めて高度です |
個人情報取扱 | 1) 秘匿性の保たれた電子カルテ専用回線を利用します 2) 開催時以外は回線が遮断されます 3) 開催ごとにパスワード発行され、パスワード入力の上、接続されます 4) 電子カルテを連携する病院を以下の通り特定し、各施設の個人情報保護指針に準拠して開催します |
利用者の範囲 | キャンサーボードで連携する病院(参照) |
個人情報管理者 | 診療情報管理室 課長補佐 柳田 修史 |
問い合わせ先 | 医療法人徳洲会 宇治徳洲会病院 診療情報管理室 課長補佐 柳田 修史 連絡先電話番号 TEL: 0774-20-1111(代表) |
以下のとおり特定する病院と連携し
「徳洲会肺がんキャンサーボード」を開催いたします。
・1. 大隅鹿屋病院(鹿児島県)
【 日本呼吸器学会認定施設 】
・2. 千葉徳洲会病院(千葉県)
・3. 千葉西総合病院(千葉県)
・4. 湘南鎌倉総合病院(神奈川県)
・5. 湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)
・6. 宇治徳洲会病院(京都府)
・7. 八尾徳洲会総合病院(大阪府)
・8. 和泉市立病院(大阪府)
【 日本呼吸器学会関連施設 】
・9. 札幌東徳洲会病院(北海道)
・10. 鎌ケ谷総合病院(千葉県)
・11. 名古屋徳洲会総合病院(愛知県)
2017年4月1日作成
2020年9月25日更新